ダーリンから私が消えてしまいそうな日々

現在、夫は若年性認知症6年目、40年以上(私とは30年)やってきたカフェ&レストランも泣く泣く閉め、今ではひとときも目が離せないじょうたい、同居の90才になる義母は大腿骨骨折で入院、話を聞いてもらえる人も無く、この非日常的な毎日を誰かに読んでほしいという思いで…。

怒ってはいけない…でも…

昨夜からの雨がまだやまない。今日は2ヶ月に1度通ってる内科に行く予定だったけど雨かぁ…雨の中バス乗り継ぐのもややこしいし、あさってにするか。という事でテレビの前にお気に入りのイスを2つ並べて、私達が大好きな渡瀬恒彦さんの追悼ドラマを見ることにした。手を繋いで。私が一緒に見るとダーリンもおとなしく見てる。でも半分も見ないうちに、ケアマネージャーさんが来られる。毎月の介護計画の確認に。いつも玄関先で済ませてもらう。ダーリンも出てきたけどすぐ引っ込んでしまう。利用計画書にハンコ押して、退院後の義母の様子やダーリンの様子など20分位聞いてもらって、で、帰られた後のダーリンが…😓 パッチ姿⁉️ ジーパンは? 見回してみたけど無い、隠しそうな所をさがす、無い。最近、とにかく物を隠す。さっき迄着ていたジャケット、ペットボトルのお茶、帽子、ダイレクトメールからカタログ、私の物まで。パッチ姿のままでは寒いから別の綿パンを履かせる。台所に行ったら置いていた天ぷらがお皿ごと無い、もー💢 義母に聞いても「知らないよ」また探す。食べ物をどこに? 私が探し物をするとダーリンもゴソゴソする。全然違うものを出してきて「これは?」「これは?」なんか面倒になってテレビつける、ダーリンも見る。夕飯の支度に台所に行く。「ここでテレビ見てて」「うん」でも私がいないとガサガサ音がしだす。手を止めて様子見る、「座ってテレビ見ててよ」「うん」数分後またガサガサ、今度はダーリンが台所に来る。なんと手にはラップがかかったままの天ぷらのお皿持って!「どこにあったん⁉️」「知らんけど」………で、なんでまたパッチ姿なん?綿パンは?また辺りには見当たらない。もー💢 サラダの用意が…オムライスの用意が…なんで脱ぐん?なんでどっかにやってしまうん?「ごはんの用意もできんやん!探す私の身にもなってよ!頼むから座ってて!」怒ってはいけない、でもこう続くとイライラして。結局ダーリンはパッチ姿のまま夕飯を食べた。義母は気がついてない様子。探し物は明日にしよう。それにしてもあれだけ探しても見つからなかった天ぷらがどこにあったのか、ジーパン、綿パン、上着3枚、食パン1斤等等はどこにあるのか、こうなったら見つけるのがちょっと楽しみ。