ダーリンから私が消えてしまいそうな日々

現在、夫は若年性認知症6年目、40年以上(私とは30年)やってきたカフェ&レストランも泣く泣く閉め、今ではひとときも目が離せないじょうたい、同居の90才になる義母は大腿骨骨折で入院、話を聞いてもらえる人も無く、この非日常的な毎日を誰かに読んでほしいという思いで…。

ダブル介護復活

今日は義母の退院の日。迎えに行く前に軽く掃除機かけて、ダーリンのヒゲも剃って、あとは出る直前にトイレのカバーやマットを替えるだけ。なぜ直前かというと、たまに汚す人が約一名…2ヶ月ぶりに帰って来る義母の 好みのマットやカバーにしとく為には直前でないと。で、いざ替える段になると、無い! 便座カバーと新しいタオルが、2分前にはあったのに…たずねても当然ながら「知らん」。もおー時間がないのに…洗面所付近を探す、探す、3段ラックに押し込んであった。なんかいっぱい文句を言った気がする。「お母さんが帰って来たら、お母さんの事も私がせんとあかんのよ!」「俺もするで」「…」なんかもういい。実は、朝から、買ったばかりの食パンが行方不明、ダーリンのジャケットも。帰ってから探す事にする。病室では義母が心待ちにしていた。詰所で薬の事、次回診察の事など聞いて、支払い済ませて、その間ダーリンはその辺の物をさわり回る。注意するとどこかに行こうとする。母は「ここで待ってて」と言えば待っててくれるけど、ダーリンには無理。ずっと連れてまわる。それでも何とか〔新米の私の運転で〕連れて帰ることができた。また今日から3人生活。どこまでわかってくれるのかな。